マーク・モーガン・フォード(ペンネーム マイケル・マスターソン)は米国を代表する起業家であり、著述家であり、投資家である。今では50億円を超える純資産を持つ彼だが、そのスタートは年棒350万円で働く、小さな出版社の平凡な会社員だった。
そんな彼に転機が訪れたのは1983年、30歳の頃。ベストセラー『人を動かす』で有名なデール・カーネギーのコースを受講していたマークは、そこで人生の優先順位を決めるという課題を与えられた。
さんざん迷った挙句、彼が導き出した自身の最優先目標は「裕福になる」ことだった。
1985年、マークはまだその会社に在籍していたが、個人資産は1億5千万円を超えていた。「裕福になる」と決意してから、わずか2年後のことだ。
その後、彼は「臆病な起業家」として次のスタートを切り、それから10年あまりで50ものビジネスを立ち上げ、そのうちの半分が、わずか3年ほどで年間数億円の利益を生むようになっていた。そして、そのほとんどを貯蓄に回し運用することで、資産はさらに増えていった。
1993年、最初のリタイア生活を終えた後、ビジネスに復帰。年商100億円以上の会社を2社、50億円以上の会社を2社、10億円以上の会社を10社以上保有するまでになる一方、マイケル・マスターソンのペンネームで、起業や個人の生産性、資産形成などに関する本を多数執筆し、うち3冊はニューヨークタイムズ紙、ウォールストリートジャーナル紙のベストセラー入りとなった。
60歳を過ぎたマークの今の純資産は50億円を超えると言われ、現在はリタイア生活を楽しみながらも、自身が率いる独立系の経済出版社パームビーチリサーチグループで、約10万人の購読者向けに資産形成に関するアドバイスを行なっている。
本書「7年以内に最低1億円の個人資産を作るマル秘資産形成術」は、そんな彼の経験をもとに書かれたものです。
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※あくまでも著者の事例であり、成果・成功を保証するものではありません。
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