短時間で学習するための3つの基本ルール
難しいことを短時間で完璧に学びたいなら、以下の3つのルールに従おう。
1.学ぶ量を減らし、必要なことだけを確実に学ぶ。私の問題は、新しく学ぶことすべてをマスターしようとすることだ。マドリッドに行く前の6週間で、旅行で役立つスペイン語の基礎ではなく、セルバンテス(スペインの作家)の小説が読めるレベルのスペイン語を学ぼうとしてしまう。何かを学ぶ際は、事前にどれくらい時間があり、その時間内でどれくらい(しっかり)学べるかを現実的に正確に見積もっておこう。
2.ゆっくり正確に学ぶ。10フレーズのフランス語を覚え、発音の練習をするのに10分かかるなら、10フレーズを急いで100回繰り返すより、1フレーズを完全に理解するまでじっくり学ぶ方が良い。そして学ぶときに雑に曖昧にならないよう習慣付けることが大切だ。
3.楽しんで学ぶ。仕事や学習の目的は必ずしも楽しむことではないが、楽しいと考えた方が長続きしやすい。LHは柔術を教えるにあたってこのことを理解しており、毎回個人レッスンの最後に楽しんでできるリラックストレーニングの時間を設けている。私が受けているワインの香りを嗅ぎ分けるトレーニングでもそうだ。ゲーム形式のレッスンでなければ、この「学習」を1年も続けられたか分からない。
少ない量を確実に楽しんで学ぶ。この3つのとてもシンプルなルールを実践すれば、学習の効果が驚くほど上がるはずだ。
——————-
いかがですか?
シンプルでしょ?
シンプルなんですけど、、ついつい忘れがちなんですよ。
例えば、最初に「学ぶ量を減らし、、」って書いていますけど、これむちゃくちゃ重要なんです。
人生をより豊かにしていくためには、、何を学ぶか?何の技術を身につけるか?その選択は非常に大事です。一方で、それと同じくらい何を学ばないか?を決める事もとっても大事です。理由は、時間とか、脳のキャパは限られているからです。(無限に吸収できる天才肌の人は別ですが、、、)
はっきり言って、今の世の中、広く浅く何かを学んだり身に着けたとしても、ほとんど役に立たないです。それよりかは、私は○○に関しては、誰にも負けないぐらいスペシャリストですが、その他は、全くのポンコツです。という方の方が現代社会においては、価値が高いんです。
そして、その突出した知識、技術、才能は、豊かになるための知識または、自分の好きな分野、好きな事な方がいいです。なぜなら、その方が学ぶのも楽しいし、長続きできるから。
いい時代と思いませんか?好きな事を磨いているだけでよくて、苦手な事はやらなくていい時代ですよ?昔は、広く浅く何でも学んでおかないといけない時代だったかもしれませんが、今は、それでは通用しなくなってきているんです。
色々と学びたい事があるかもしれませんが、、時間と脳のキャパは限られています。ぜひ、マークフォードの豊かさの知識とレガシー戦略を学び、豊かさを加速させていって下さい。
えざき