PALM BEACH RESEARCH GROUP

希望する昇給を得られないときに上司の考えを変えるための9つの方法

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私は長年にわたって、何十人もの従業員の昇給を却下するという気の進まない仕事をしてきました。

昇給を却下された従業員は皆がっかりしました。ある者は不機嫌になり、ある者は反論し、ある者は姿を消しました。しかしそのうちの何人か、賢明な人たちは、この経験を自分の目を覚ましてくれるよい機会と捉えました。彼らは即座に目に見える変化を成し遂げ、次の勤務評価の前に、自分が望んだ昇給(通常はそれ以上)を勝ち取りました。

彼らがどのようにして昇級を勝ち取ったのかをご紹介します。

1. このように考える…

彼らは昇給を拒否されたことを否定的に捉えず、確定的で最終的な「ノー」であるとも解釈しませんでした。むしろこう考えたのです。「いいだろう。だが、これは自分が望んだ結果ではない。自分が望むものを上司から得るにはどうしたらよいだろう?」と。

このように考えることは必ずしも簡単なことではありません。しかし、やればできることです。深呼吸をして、不機嫌な顔からは好ましい感情は生まれないことを思い出し、必要なら声に出して、「自分には何かを変えるだけの知性と精神力がある」と自分に言い聞かせ、上司の考えを変えるための計画を立てるのです。

2. 上司を驚かす

上司に手紙を書き、「このたびの昇給(またはそれがなかったこと)にはがっかりしたが、理由は理解しているし、できれば今後考えを改めていただけるよう、懸命に改善に努める所存である」ことを伝えます。文章は簡潔にし、卑屈にならないようにします。

3. 計画を立てる

時間を作り、自分のこれまでの業績について努めて客観的に考えてみます。「私は早く出勤していたか?」、「遅くまで仕事をしていたか?」、「常に熱心で精力的で、役に立っていたか?」と自分に問いかけてみます。すると、自分のありのままの仕事ぶりが見えてきて、それがとても輝かしいとはいえないものだったということがわかります。

4. 力強いスタートを切る

あなたからの感謝の手紙に、おそらく上司は驚くでしょう。あなたの以前の仕事ぶりについての考えを変えることはなくても、今後のあなたの行動により注目するようになるはずです。

「新しい自分」を示す最も速く確実な方法は、早く出勤することです。理想としては、上司が会社に着く前には仕事を始めていたいものです。それが無理なら、以前よりも30分早く出勤し、上司がそのことに気づくようにします。

5. より懸命に、賢く、目に見えるように

自分は働き者だと思っているかもしれません。おそらくそうでしょう。ですが、あなたは部署で一番の働き者ですか? もしそうでなければ、今よりもっと仕事をする方法を考えてみてください。今より早く出勤することは、大きな第一歩です。しかし、他にもできることはありませんか? 時には昼食を抜いてみたり、残業をしてみたりしてはどうでしょう?(残業よりは、早めの出勤のほうが望ましいです。)

もちろん、これはどれだけ懸命に仕事をするかということだけではなく、どれだけ貢献できるかということです。時間を作ってそのことについて考えてみてください。どうしたらより賢い働き方ができるか? どうしたらより役に立てるか? どうしたらより多くの価値を会社に提供することができるか?

6. 態度がすべて

これは仕事だけの問題ではありません。態度の問題でもあります。どうしたら事業プロジェクトにより積極的にアプローチできるか、どうしたらもっと熱意をもって発言できるか、どうしたら追加プロジェクトに進んで取り組むことができるか。また、どうしたら命令や批判をより積極的に受けとめることができるか、ということについても考えてみてください。大小に関わらず、あらゆる会話に活気を与えられる存在になってください。

7. 「今の仕事」を改善する

講座を受講する、本を読む、セミナーに行くなど、あなたの仕事についてより多くを学べるあらゆるチャンスを利用して、今取り組んでいる仕事で進歩してください。会社が費用を負担してくれなければ自分で負担し、自分が望む仕事により良く取り組めるように努めてください。

8. 「その後の仕事」を改善する

今取り組んでいる仕事で進歩しつつ、次に得たい仕事、はるかに高給が望める昇進について考えてみてください。その仕事に必要な知識とスキルを理解してください。そのような知識を身につけ、スキルを磨いてください。

他のあらゆることと同様に、あなたが取り組んでいるプラスアルファの学習をすべて上司に気づかせる方法を探してください。

9. 上司があなたの将来の計画を立てるよう、手助けをする

「新しい」自分になってから1、2か月後に、上司にアポイントメントを取ってください。上司がお金の話をしたいのかと懸念を示したら、そのようなことは考えていないと断言してください。

上司と2人きりになったら、目を覚まさせてくれたことに対し再度感謝の気持ちを述べ、あなたの変化や改善点について説明し、上司の仕事をより容易にするために自分に何ができるか尋ねます。おそらく上司はこの質問に困惑するでしょう。それでも引き下がらず、「私にできることがあると思います。今思いつかなければ、思いついたときでかまいませんのでご教示ください」と伝えてください。

これは思い切ったアプローチです。これを読んだ人の10人中9人は決して試さないでしょう。あなたは例外です。そうであれば、あなたは劇的な結果を目にすることになります。

あなたの収入は6カ月以内に上がり、その後も上がり続けるでしょう。

いつの間にか、あなたは全く新しいレベルに到達し、私があるプログラムを策定したときにテーマにしたことがある「社内起業家」として裕福になる途上にいることでしょう。

しかも同様に重要なこと、あるいはより重要なこととして、あなたの仕事に対する満足度は急上昇します。

仕事がうまくできるようになることでその仕事がもっと好きになり、上司をはじめ、周りの誰もがあなたに注目するようになるでしょう。

Mark(マーク)

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