円安ってどうなん?
“円安ドル高”が
すごい勢いですねー!
この1年で、
約10円も上がっています(104→115)
↓ ↓ ↓
Tradingviewのチャートより
円安って
米国株投資家にとっては、
「株を買う時には嫌」ですよね。
例えば、今話題の
エヌビディアの株を買うとします。
株価が326ドルとして、
1年前の1ドル=104円だった場合、
(104 X 326 = 33904)
33,904円/株で買えたのに、
今の1ドル=115円の場合、
(115 X 326 = 37490)
37,490円/株も払わないと買えないのです。
なので、理想を言えば、
・円高になったタイミングで米国株を買う
・円安になったタイミングで売る
ですよね。でも
為替相場がどう動くかなんて、
株価の予想以上に未知数です。
「もっと円高になってから米国株を買おう」とか
「もっと円安になったら米国株を売ろう」
なんて考えていたら、
米国株投資ができなくなってしまいます。
じゃあ、どうすれば良いのか?
というと、、
「気にしない」
買いたい銘柄があったら、
円高とか円安とか気にせずに、
買えばいいと思います。
なぜなら、そもそも
米国株投資は米ドルで金融資産を持てる
という側面もあるからです。
日本円を現金として持っている、
または日本株で投資している場合、
金融資産は”円建て”で持っていることになります。
ガソリン価格を始め、
ガスや電気、食品などの価格が上がっている今、
このまま日本もインフレが進むと、
円建ての資産価値は減っていってしまいます。
だけど、資産の一部を
米ドル建ての資産である米国株として持つことで、
リスクを分散させることも可能です。
円高になれば、
米国株をお得に買えるし、
円安になったとしても、
米ドル建ての資産を持っていることで、
日本円に換算した時には
資産が増えることになるわけですよね。
つまり、
日本人が米国株のようなドル建ての
資産を持つことで、
リスクをコントロールすることができるんです。
「米国株は為替リスクが怖い」
と考えている方も、
資産を日本円でのみ持つことのリスクも
考えてみてくださいね。
レガシーリサーチチーム
飯村匡博