新しいもの vs 古いもの
From 江崎孝彦
新しいものと古くからあるもの…
この2つを比べた時、
多くの人は新しいものに群がる傾向がある…
新しいシャンプー
新しい食品
新しいサプリ
新しい薬
新しいスマホ
新しいお店
新しい情報…
人は無意識的に新しいものは、
古いものがより良く改良されているはず…
と思い込んでしまうからだ。
昔からあるシャンプーよりも、
新しいシャンプーの方が洗浄力とか
保湿効果とか、髪にうるおいを与える
効果がパワーアップしているはず…
新しいサプリの方が、
古くからあるサプリよりも、
体にいい成分が多く含まれているとか、、、
あるいは吸収しやすくなっていたり、、、
とにかくよりパワーアップしているはず。。
こう思ってしまうのだ。
確かにスマホとかPC等の電子部品なんかは、
古いものよりも新しいものの方が明らかに
性能が良くなっているだろう…
しかし、何でもかんでも新しいものが
古いものよりも優れているか?
と言うと、決してそんな事はない。
新しいものはそれだけ発見されていない
不備があったり、不確実性が多く含まれたりもしている。
それでも多くの人達は、新しいものにある
特有の“刺激”を好んでしまうのだ…
この傾向は、年齢を重ねるうちに徐々に
落ち着いてくるものではあるが、、
大富豪は新しいものは基本的に飛びつかない…
むしろ古いもの、古くからずーっと淘汰されずに
残りつづけているもの、こっちの方が価値が高い…
と捉えている事が多い。
なぜなら、古くからずっとあるものは不確実性が
もはやほとんどなく、それを利用した時におきる成果
であったり結果が予測しやすいからだ。
例えば薬…
昔からあり、今もずっと残っている薬は、
それを飲んだ時どうなるか概ね分かっているし、
「昔からあって、今もずっと残っている、、」
という事は現在においても十分効果が
ある事を多くの人が証明しているという事でもある。
要するに古くからあるものの方が“安心”できるのだ。
多くの大富豪が共通で持つ価値観として、、
“昔からある効果実証済みの優れたもの”
こういうものをとても大事にしている。
新しいもの < 古くからあるもの
これが大富豪の価値観なのだ。
何か新しいものを取り入れる時は、、、
むしろ慎重に、、ごくごく一部だけを
取り入れる等、何か予測不可能な事態が
起きた時にダメージを小さいようにしている。
大富豪の人達は、なぜ大富豪になれたのか?
もちろんそれには、いくつもの要素があり、
“たった1つの要素”があるから大富豪になれた…
というわけではないだろう…
ただ、
不確実性を嫌う…
新しいものになりふり構わず飛びつかない・・・
古くからあり今も存続しているものを信頼している…
ギャンブル的な事を極力しない…
(する時は部分的に導入して大敗をしないようにしている…)
こういった価値観は多くの大富豪はとても重視している。
そして、それらの要素は、実は
“本物を見抜く力”
これに直結している。
そんな大富豪の価値観、思考から生みだされた
投資戦略こそが、“レガシー戦略”であり、
長期に渡って複利成長を狙っていく事ができる。
そして、その長期複利成長に耐えうるであろう
超優良企業がレガシーポートフォリオ(全15社)
新しい考え方に基づいた投資戦略ではなくて、
世界一の投資家ウォーレン・バフェットが昔から
取り組んできた投資戦略を参考にしつつ、、
100年程前にアインシュタイによって発見され、
今も(恐らく将来においても)最もパワフルな力
である“複利の力”を活用した戦略です。
頭のいい現代のアナリストが、
数学的なアプローチによって生み出しては消え、
生み出しては消えている現代的な
ポートフォリオの1つではなく、、、
賢人の知恵から生み出された
“歴史”あるポートフォリオです。
レガシーポートフォリオよりも
高い投資リターンを上げている戦略、
あるいはポートフォリオは沢山とは
言わないですが、それなりにあるでしょう…
信頼性、安定性、あるいは長期視点のリターン
といった点で見ていけば、恐らくどこにも
負けていないのではないか…
と言える程、自信のある戦略です。
大富豪マークフォードはもちろん、
我々が、全ての投資の軸(中心)に据え置くべき
と考えているポートフォリオでもあります。
あなたが、新しいものに価値をおくタイプの人か、、
それとも昔からあるものに価値をおくタイプの人か、、
それは分かりませんが、
古くから伝わる職人の技とか、
伝統を重んじる日本人の価値観には、、
レガシー戦略はマッチするんじゃないか、、
と思っています。
もし、あなたが、昔からあるものに
価値をおくタイプの人なら、
レガシー戦略をぜひ取り入れていってみてください。
まずはレガシー企業1社から!
小さく始めていく事が出来ます。^^)
良い投資を!
江崎孝彦