ノーベル賞発表!で上昇する株
※毎週土曜日に、世界のブーム市場全般から興味深いテーマを
取り上げて紹介していきます!
2020年のノーベル化学賞が
発表されましたね。
受賞者は
ドイツとアメリカの研究者2人
・フランス出身 ドイツのマックス・プランク感染生物学研究所
エマニュエル・シャルパンティエ所長
・アメリカ出身 カリフォルニア大学バークレー校
ジェニファー・ダウドナ教授
でした。
生物の遺伝情報を自在に書き換えることができる
「ゲノム編集」の新たな手法を開発した、
という功績が認められた、ということですが、
ゲノム編集とは、
生物の遺伝情報を切断したり、
切断した箇所に、
別の遺伝情報を組み入れたりすることで、
その手法を
「CRISPR-Cas9」(クリスパー・キャスナイン)
と言います。
「CRISPR-Cas9」(クリスパー・キャスナイン)
と聞けば、
「ネクストブームレポート」の読者の方はピンと
来られた方も多いと思いますが、
「バイオテック ポートフォリオ」で紹介されている
企業がまさにそうですね。
今回のノーベル賞発表によって、
今後ますます注目され、
成長していきそうな予感がしますね。
ちなみに、今回は、
残念ながら日本人は選ばれませんでしたが、
実はこの「ゲノム編集」は
日本人研究者の発見がもとになっているそうです。
大阪大学名誉教授の中田篤男さん(90)と
九州大学教授の石野良純さん(63)のグループが
大阪大学で研究を行っていた時の
塩基配列の発見がもとになって
開発につながったということですが、、
それなら、
日本のお二人もノーベル賞受賞!
となって欲しかったですね^^
レガシーリサーチチーム
飯村匡博
※参考記事
https://www3.nhk.or.jp/news/special/nobelprize2020/chemical/news/news_08.html