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米大統領選でトランプ勝てば…

From 江崎孝彦

日本の日経平均に相当する米国の株価指数であるS&P500が、コロナショック前の価格に戻し、史上最高値を更新しました。

(S&P500 Trading viewより引用)

4月〜6月期のGDPマイナス32.9%(速報値)の状況下において、普通ではなかなか考えられない事ではありますが、これが現実です。^^;

本当に個人の頭の中で考えられる事を市場は簡単に超えてくる…という現実が目の前にあります。
だからこそ、市場が上昇し続けているなら、しっかりとその流れに乗っていかないといけないわけです。

また、実態経済と株価が連動しているようで実はそこまで連動していない…
という事も証明されてしまいましたね。
(これ認識間違いしたら、危険なのでまた改めて書きますね。)

大事な事はこの流れが今後も続くのか?

ですよね?

そのカギを握っているのがまさに約2ヶ月後に迫る米国の大統領選です。
トランプ現大統領が勝てば、今の流れは続いていくでしょう…
しかし、バイデンが勝てば、ちょっとどうなるか分かりません。

なぜなら、バイデンはバリバリの親中波だからです。
中国との関係改善していく事になるため、今の米国、あるいは世界情勢の流れが中断されてしまうため、情勢が読みづらくなります。

トランプ唯一の汚点は、(本当は汚点ではないのですが)
コロナウイルスを抑え込む事ができなかった。という事です。

欧州のコロナの封じ込めが上手く行っているため、その比較対象として米国内でのコロナ爆発がトランプ政権の失策と捉えられているようですが、本当はこれは間違いです。

コロナを封じ込めるよりもっと大事なものをトランプ政権は封じ込めているからです。それはなにかというと中国共産党です。中共包囲網を世界規模で先導しているからこそ、マスク外交等のコロナを利用した中共の世界支配から米国を含む世界中の国がダメージを受けずに済んでいます。
(この大半はトランプ政権のおかげなんですよね〜。見えづらいかも知れませんが)

米国からの猛攻の対応で後手後手に回っているため、中共の攻めがかすんでしまっていますが、本当は、コロナで弱った情勢を利用して香港、台湾の統治、インド領域の侵入、南シナ海の実効支配強化、日本の尖閣強奪等、中国はアジアにおける領土拡大、支配力強化にものすごい勢いで攻めています。

米国の猛攻がなかったら、本性を見せた中共のアジア支配は酷かったはずです。

普通、人は、未然に防いでくれて表面化しなかったものは評価しづらく、コロナ感染拡大等、実際に目で見て分かる問題を酷評します。

どうしても加点方式ではなく、減点方式になりやすい、という事ですね。

特にメディアは、分かりやすいものを記事にする傾向が強いため、米国では、トランプ批判の記事を見ない日はないそうです。つまり今回の米大統領線は、米国民がどれだけ、未然に防がれて表面化していない偉業を「見る」事ができるか、これにかかっています。

それから、これは以前、私が国際政治学者の藤井厳喜先生と対談させてもらった時に藤井先生が言っていた事ですが、今年の米大統領選は特別重要だそうです。

実は、米国の株式市場にとっては民主党が勝利しても、共和党が勝利してもそれほど大きな差はなかったんです。しかし「今回は別だ」そうです。

私も全く同じ意見です。

その証拠という事ではないですが、永世中立国として、過去数百年に渡って世界のいかなる戦争や国と国の衝突にも一切口を挟まなかったスイスが、その沈黙を破って中共幹部の口座5000を公表するかも知れない。という状況になっています。

今回の米大統領線はしっかり注目していきましょう。
日本の未来にも大きく影響する選挙になります。

江崎孝彦

PS
親中派が強い日本政府は、大統領選でトランプが勝利するまで新米に舵をきれずにいます。
情けない事ですが、これも現実なのでトランプを応援しよう。

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