※毎週土曜日に、世界のブーム市場全般から興味深いテーマを
　取り上げて紹介していきます！

「米製薬のコロナワクチン、
　臨床試験で有望な暫定結果」

の翌日

「米モデルナ株急反落－
　ワクチン候補の治験結果巡る高揚感が後退」

と言うニュースが流れ株価は

こんな感じで、
ワクチン関連企業の株価は、
乱高下が激しいですね。

ちなみに、
新型コロナウイルスというのは
「RNA ウイルス」というカテゴリーのウイルスだそうです。

実は、この RNA ウイルスには、
「広く効果がある」ワクチンを作成するのは、
とても困難と言われているそうです。

なぜかと言うと、
RNA ウイルスというものは、
非常に変異しやすいからです。

同じようなウィルスに
インフルエンザがありますが、

インフルエンザも、
A型B型C型D型とあって、
香港型、ロシア型など
種類がたくさんあるので、

インフルエンザの予防接種を受けたとしても、
「その時の流行株とは違うワクチン株を摂取したので、
　結局インフルにかかってしまった」

なんて、ことも
よく聞く話だと思います。

タイランドメディカルニュースによると、
3月の時点で新型コロナウィルスは
なんと４９種類の株が
存在すると言う論文が発表されていたそうです。

つまり、、これからも
新型コロナウイルスに「効く」ワクチンが開発された！
と言うニュースが、
一時的に何度も報道されると思いますが、

インフルエンザのように、
新型コロナがなくなる、と言うことはないと思われるので、
その度に株価の乱高下も
しばらくは繰り返されるのではないでしょうか。

そもそも、通常のワクチンの開発には、
5年から 10年かかると言われているそうです。

なので、いくら世界的に新型コロナワクチンの開発に
全力を注いでいると言っても、
数ヶ月で完全なワクチンは
開発されない可能性が高いかもしれません。

コロナ関連の株に投資する際には、
その辺りを頭に入れて、
賢く投資していきたいですね。

レガシーリサーチチーム
飯村匡博

P.S.
結局、風邪もインフルエンザも
新型コロナも

治療するのは、
人間の自然治癒能力と言われていますので、
健康管理には気をつけたいですね。

一攫千金を狙って、
無茶な投資をし、

株価の乱高下に一喜一憂し、
ストレスを抱えてしまうのが、
経済的にも肉体的にも
一番良くないことかもしれませんね＾＾