コロナショックをチャンスに変える?
※毎週土曜日に、世界のブーム市場全般から興味深いテーマを
取り上げて紹介していきます!
この写真のような光景↑
最近、よく見るようになったなーと
感じている人も多いかもしれません。
少し前までは考えられなかった
ビデオ通話、ビデオ会議は、
あっという間にスタンダードな存在になりましたよね。
Web会議サービスを提供する
「ZOOM」 という会社もご覧の通り、
2020年以降、急激に株価を成長させています。
このように、
今回のコロナショックを
逆にチャンスに変えていきそうな業界として
考えられているのが、
①リモートワーク
②巣ごもり消費
③バイオヘルス
などではないでしょうか。
とは言え、、
新型コロナウイルスの問題が発生する以前から、
2020年は「5G革命の年」と言われていましたので、
Zoomなどの会社は一部で注目されていました。
在宅勤務などの「リモートワーク」を
採用する企業もすでにチラホラ出てきてましたもんね。
また、「巣篭もり消費」に関しても同様で、
アマゾンで買い物する人が増えたり、
ネットフリックスで映画を見る人が増える
とも言われていますが、
こちらも、コロナショック以前より、
成長している業界でした。
しかし、、バイオヘルス業界だけは、
なんとなく成長していると思ってはいたけど、
まだ、実用化され一般的に普及するまでに
あと、数年はかかると
思われていたのではないでしょうか?
しかし、新型コロナウイルスの出現により、
有効な治療薬やワクチンの開発が急務となり、
急激にバイオテクノロジー業界が
注目され始めています。
アビガンやら、
レムデシビルやら、
クロロキンやら、
こんなに医薬品の名称が飛び交ったことは
過去になかったのではないでしょうか?
それだけ、新型コロナに対する特効薬やワクチンが
望まれているということですが、、
本来、こうした医薬品開発には
多額の資金と長い時間が必要でした。
でも、、
そんな悠長なことを言っていられない状況に
なってしまったので、
既存の医薬品の用途変更や、
ルールの緩和、治験期間の短縮、
そして、企業同士の連携なども数多く見られるようになり、
バイオヘルス業界が目まぐるしく動いています。
そして、、、
急激に株価を成長させる
企業も出始めています。
今回のコロナ禍が落ち着いたとしても、
ウィルスが変異して、
第2波第3波が来る可能性や、
全く異なるウィルスによるパンデミックが
発生する可能性も考えれば、
「バイオテクノロジー」業界の成長は
長期的なものになるかもしれませんので、
引き続き注目していきたいですね。
レガシーリサーチチーム
飯村匡博