(衝撃)なぜ日米で資産額に4倍も差が生まれるのか?
(今日のメールでは、衝撃的な事実をお伝えするので覚悟を持ってご覧ください…)
これは、日本と米国で資産がどれくらい増えているのかを比較した金融庁の資料です。
(平成31年 金融庁『人生100年時代における資産形成』より)
アメリカでは20年で金融資産を8倍に増やしてきた一方、日本人は2倍…その差約4倍です。
私たち日本人がコツコツ貯金している1年の間に、アメリカではその4倍のスピードで資産形成をしていっている…。もしあなたがまだ資産形成に本格的に取り組んでいないなら、このデータをみる限りでは、かなり急いだほういいでしょう…。
正直私も、「ここまで差があるのか…」と驚きました。そりゃ、日本がいつまでたっても豊かになれないわけです(それどころか、どんどん置いていかれている…)
さらに、ここで注目すべきポイントはもうひとつあって、
「一番左(20年前)は、日本もアメリカも金融資産額はほとんど変わらない」
という部分です。アメリカでは、35歳未満の平均的な金融資産額は404万円、日本も20代で402万円とほとんど変わりません。
それが、、、
10年経てば2倍…
20年経てば4倍…
と、時間が経つにつれて大きな差が生まれていきます。なぜここまでの差があるのか、というと、金融庁のレポートにもあるとおり、
お金の計画を立てているかどうか
です。
「年金があるから…」
「貯金してれば多分大丈夫…」
「今は投資の軍資金がないから…」
とお金について考えるのを避け続けてきた結果、私たちの最も大事な資産である「時間」を失ってしまったのではないでしょうか。とはいえ、、、
日本人が効果的に資産形成をできてこなかった、もう一つ大事な理由があります。それがこれです↓
何度も見たことはあると思いますが、これはS&P500と日経平均株価の上昇率を比較したものです。これまで、日本で投資といえばもちろん日本株だったわけで、上がったり下がったりを繰り返す環境では
「安いときに買って、高いときに売る」
という戦略を取るほかなかった(これがものすごく難しいことだというのはもちろんご存知のはず。)
一方アメリカはというと、(暴論ではありますが笑)「株をもってりゃ儲かる」イージーな環境でした。もしあなたが10年前、20年前に米国株に投資できたとしたら、もちろんやっていたんじゃないでしょうか?
ただ、つい数年前まで私たちがこのイージーな投資環境にアクセスする手段はごく限られていました。まず、海外の証券会社を使わないといけませんし、もちろん英語ですし、送金の手間もあったり契約の手間もあったり…と一部の上流階級にしかアクセスすることができない環境だったわけです。
私は、この環境の差が日本とアメリカの金融資産の差(4倍)を生んだ一つの原因なんじゃないかと思っています。
そして、 幸いなことにここ数年で日本の投資環境が一気に整備されたおかげで、ほとんど誰でも簡単に米国の株式市場にアクセスすることが可能になりました。
ちょっと前までは本当に、口座を開くのは難しいし、一回送金するだけで数千円も取られるし、取引手数料は高いし…といった具合に一部の金持ちにしか手が出せなかっんです。(私自身、10年前ほどに米国株とか米国株オプションをやりたいと思って情報収集したことがあったんですが、ハードルが高すぎて断念しました…)
それが今では、日本の証券会社で米国株を取引できるし、送金手数料も安い(もしくは無料)だし、取引手数料もほとんど気にしなくてもいいレベルまで安くなっているし…米国株投資を実践するハードルは大いに下がりました。
この状況の中で、あなたはすでに米国株投資をスタートしていますか?
もし、「まだ…」というのであれば、このことを忘れないでください。
20年の間で、日本とアメリカの金融資産の差は4倍にまで膨れ上がったこと。
そして、その「20年」という月日を決めるスタート地点は、”今この瞬間”だということ。
資産形成に本気で取り組むなら…”今しかない”ですよ!
ということで、まだこれからの人も、すでに始められている方も、お金の不安を吹き飛ばす勢いで一緒に投資に取り組んでいければ幸いです^^
レガシーリサーチチーム
寺尾 拓弥