PALM BEACH RESEARCH GROUP

30年後

もし、
「投資が怖い」
と感じている人がいれば、
ぜひ、この話を読んでみてください。


これは、平成元年と平成30年の
企業の時価総額ランキングです。

                                   出所:DIAMOND online

今では考えられませんが、
日本企業が上位を独占していますよね。

当時の世界時価総額ランキング上位50社中、
なんと32社が日本企業だったのです。

30年で世界情勢は
ガラッと変わってしまうということが
よくわかります。

実際、
平成元年に上位ランクされていた
・日本興業銀行
・住友銀行
・富士銀行
・第一勧業銀行
・三菱銀行
は現在はもう存在しません。
(吸収合併などで生まれ変わっているとも言えますが)

このように、
経済の流れは激しく
先が読めないから
「投資も怖い」
と考える人もいるかもしれませんね。

でも、よく考えてみてください。
これだけ大きく安定している(と考えられている)
企業であっても、
これから10年20年後に存在するかどうか?
はわからないわけです。

であれば、、
今、私たちが勤めている会社が
存在しているかどうか
はもっとわからないですよね?

ひょっとしたら
吸収・合併されているかもしれませんし、
買収されているかもしれませんし、
倒産しているかもしれません。

そして、、その可能性は
どの企業に勤めていたとしても
決してあり得ない話ではないでしょう。

であれば、、、
自身の経済状況を
ただ1社にのみ委ねるのは
危険ではないでしょうか?

もちろん、投資にもリスクがあります。
投資先が潰れれば、
投資したお金は無駄になる可能性もあるでしょう。

でも、、自身の勤めている会社に
100%依存するよりも
・アップル
・アマゾン
・アルファベット(グーグル)
などに分散した方が
リスクヘッジになるのではないでしょうか?
(特定の企業を薦めているわけではありません)

「投資は怖いので、まだ始められていない」
という方は、
ぜひ、この話を読んで、
1つの勤め先からの収入源だけで生きる
ということのリスクも考えてみてくださいね。

レガシーリサーチチーム
飯村匡博

P.S.
世界一の投資家と言われる
バフェットの会社の株主総会でも
今年、世界の時価総額上位20位の今と
約30年前の比較が話題に挙がったようです。

今から30年後のランキングは
一体どのようになっているのかはわかりませんが、

少なくとも、自身の大切なお金を投資するなら、
20年30年とこれからも存続し続けると考える
レガシー企業のような安定性の高い投資を
ベースにしたいですね。

著者