メジャーリーガーと大麻
新型コロナウィルスの影響で
無観客試合を続ける日本のプロ野球ですが、
アメリカのメジャーリーグベースボールでは、
大麻に関する新たな動きがあったようです。
それは、、選手が
大麻を吸ってもOKになった!
ということです。
ルールが変更される前は、
THC陽性と判定された選手は
強制的に治療させられ
遵守しなかった場合、
最高35,000ドルの罰金が科されていました。
が、、そのペナルティがなくなったのです。
とは言え、
いつでもどこでも自由に使用できるわけではなく、
使用、所持、流通にはまだ制限があるようで、
チームドクターも、医療大麻を推奨したり、
選手に大麻製品を提供したりすることも禁じられており、
クラブの敷地内に保管することはできないようです。
あくまで、、
(医療用、嗜好用問わず)大麻の使用によって
罰せられることがなくなった、
というのが正しいかもしれませんね。
ちなみに、この大麻容認の動きは
野球界だけでなく、
世界アンチドーピング機関(WADA)が2017年、
アスリートはCBDを使用できると発表し、
最近ではTHC代謝産物の許容限度を引き上げたことからも
スポーツ界全体の流れのようです。
アメリカでは野球よりも人気のある、
ナショナルフットボールリーグ(NFL)も、
現在マリファナのルールについてプレイヤーと交渉中だそうで、
新政策については、今後数週間に
結論が出ると言われています。
認知度の高いスポーツ選手が
大麻を使うことが多くなれば、
米国連邦法での大麻合法化も
現実味を帯びてくるかもしれませんね。
レガシーリサーチチーム
飯村匡博
P.S.
ちなみに、、メジャーの選手は
使用はOKですが、
大麻関連企業のCMなどに出演することはNGだそうです。
マリファナ産業の企業との
商業的なやりとりは完全禁止みたいですね。
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